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2009年8月 9日 (日)

企画、発想について

 もう随分前になりますが、、企画関係の部署にいたころ、「企画」について人前で話をしないといけなくなったことがありました。とは言え、異動できてまだ1,2年だったので、企画については素人同然。こちらが研修を受けたい状況でした。

 そこで、思い浮かんだのが、何かで読んだ立花隆さんの言葉。臨死体験や宇宙のこと、サルのことなど幅広いジャンルで専門家顔負けの著作を世に出しておられた立花さんですが、「執筆に当たっては、入門書から専門書まで20冊ぐらいその分野の本を読むと、大体イメージがつかめる。」といった趣旨の発言をされていたように思います。

 そこで、図書館で企画に関する本をあるだけ借りて読みました。その経験が、その後の自分自身の仕事に当たっても、すごく役だっているように思います。

 具体的にあげると、今泉浩晃氏の本で紹介されていた「マンダラメモ」は、今でも日常的に考え事をする時に使っています。準備は、A4の紙を横向きにし、そこに縦横2本の線を引き3×3の9つのマスをつくるだけです。真ん中のマスに考えるテーマを書き、そのテーマから浮かんでくることを周りの8つのマスに書き入れていきます。箇条書きに書いていくのと違って、空間的に広がっていきますから、発想もそれだけ柔軟になっていくような気がします。

 思い浮かんだことをあるマスに書き入れたら、対角線上のマスには、それと全く反対の視点から考えたことを書きいれるとか、横のマスは、少し視点をずらすとか、自分でいろいろな使い方を柔軟に試すことができます。

 その他この9つのマスはいろいろ奥深いものを持っていますので、今泉さんの本を読んで見ることお勧めです。

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コメント

 メール、ありがとうございました。

 その9つのマスの真ん中に、
「病院、どうしたらいい?」
 を書いてみます。

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