勤務評価
年度末が近づいてきました。
勤務評価の時期です。先日、ちょうど勤務評価の作業をやっている時に、テレビで、ドラッカーの話をやっていました。
ドラッカーの言葉に「強みを生かす」という言葉がありますが、自分は強みを生かすマネジメントが出来ているのだろうかと改めて考えさせられました。そんなことを考え出すと、自分は、部下の評価を本当に出来るのだろうかと疑問が出てきました。
部下の強みを引き出し、チームとしての総合力を高めるマネジメントをした上で、部下を評価するのなら分かるのですが、自分のマネジメントがそこまで至っていない状況で、部下を評価するのは、どこか矛盾を感じるのです。
もう20年近く前になりますが、アメリカのクレアモント大学を訪問したことがあります。そのときに、ついさっきまでドラッカーが講義をしていた教室を覗かせてもらいました。気のせいか、とても知的な雰囲気がある教室でした。
そういうことがあって、その頃ドラッカーの本を何冊か読んだのですが、正直あまりピンときませんでした。
「強みを生かす」と言われても、そんなの当然なんじゃないの、という感じでした。
しかし、今回テレビの放送をきっかけに、改めてドラッカーの言葉をかみしめてみると、その意味が少しはわかるような気がしてきました。再度読みなおしてみようかと思っています。
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