やねだんと吉里吉里人
少し前になりますが,行政に頼らないむらづくりに取り組んでいる「やねだん」に行ってきました。
行ってきましたと言っても、ドライブのついてでに有名な「やねだん」に寄ってみたというのが正確かもしれません。
マスコミに取り上げられることも多いことから、ふかく考えずにプチ観光地的なイメージを想像していたのですが、訪れたときは、ひっそりとした集落のたたずまいでした。よく考えてみると、「やねだん」の活動は、観光地づくりではなく、もっと地に足のついたむらづくりなのですから、私の考えが安易だったと反省しました。やはり現場に足を運んで気づかされるものがあるんだと改めて感じだ次第です。
やねだんHP
http://www.yanedan.com/index.html
ところで、やねだんを訪れて、昔読んだ,井上ひさしの「吉里吉里人」が思い出されました。東北のある村が、日本から独立するという、ある意味荒唐無稽な話ですが、若い頃、地方公務員の自分にとって非常に刺激になり、また考えさせられた本です。
久しぶりにまた読んでみようかと思っています。
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