Why → What
一昨日人間ドッグを受けながら、検査待ちの間に読んでいた本の中になるほどと思ったことがありました。
「叡智を引き出す質問」と呼ばれる質問法の話です。その特徴は、「WhyではなくWhatを使う」というものだそうです。
「なぜその本を読んでいるの?」(Why)
ではなく
「その本を読むと何が得られるの?」(What)
「どうしてこんな目に遭うんだろう?」(Why)
ではなく
「これを切り抜けるために何をすることが必要だろうか?」(What)
「どうして彼女はあんなことを言ったんだろう?」(Why)
ではなく
「何が彼女にあんなことを言わせたんだろう?」(What)
「どうして朝早く起きることができないんだろう?」(Why)
ではなく
「早く起きるには何をしたらいいんだろう?」(What)
質問の内容によって、視点が随分違ってくるような気がします。
Whyだと、どうしても過去の起こってしまったことに視点がいってしまうような気がしますが、Whatだと未来に視点がいき、解決策を自然と考えるようになるのがいいと思いました。
本の名前は 「手帳ブログ」のススメ です。
しかし、この話には後日談がありまして、面白いと思って、さっそく妻に話をしたら、腑に落ちないようで、「なぜ、うまくいったと思う?」という質問もだめなわけ?と切り替えされました。
先ほどの本の後に読んでいた「NLPコーチング術」という本に「なぜ失敗したと思う?」はダメだけど、「なぜ成功が手に入ったと思う?」はOKと書いてありました。前者は失敗に焦点を当ててしまうけど、後者はアイデアや良い状態を引き出すからだそうです。
こちらは感動して話しをしているのに、妻から切り返されて少しイラっときましたが、妻の方がするどかったようです。
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